マランツ(Marantz)からすごく素敵なAVアンプが発表されました。
http://www.marantz.jp/ce/news/press/2009/nr1501.html
http://www.marantz.jp/arch/news/20090715-nr1501.pdf
エコポイントなどで大型テレビなどの購入が進んでいるのではないでしょうか?
その次に興味が沸くのはホームシアター用のマルチチャネルスピーカー環境かなと思います。
その為に必須なのがAVアンプとなるわけですが、今までのAVアンプは、背が高く(最低でも15cm位はあった)、専用のAVラックでも無い限り置く場所に困る方もいらっしゃるのではないかと思います。実際に私もそうで、素敵なAVボードを使っているのですが(自分で言うのもなんですが)そこのAV機器を置く場所の高さ制限が14cm位でBDレコーダーやPS3などは置けるのですが、AVアンプは全く入らず、結局AVラックを購入してしまいました。私はもう必要ありませんが、これからAVアンプをお探しの人はこの製品は良いかもしれません。背を低くできたのは、レガシーポート(アナログ系)を大幅に撤廃したことです。これは、HDMIの台頭でケーブル・配線が1本で済むようになった恩恵ですね。
このAVアンプを回し者の様に紹介しているのは、結構パワーアンプ回りが良さげだからです。上記のプレスリリースにも書いてありますが、アナログ入力のS/N比が105dB確保されているので、これは普通に使う分には十分な性能と言えます。HDMI経由で音声を拾うため、このアナログ入力の数値は意味をなしませんが、この数値は歴史的にAVアンプの性能の1基準として評価しやすい数値であり6万円台のAVアンプとしては十分過ぎるほど及第点です。
・HDMI入力:4系統
・FM/AMラジオチューナー付き(これは宮下的には魅力だと思いますが・・あまりラジオは聞かない人もいるのかな?)
・S/N (line-A) : 105dB
・パワーアンプ:各チャネル50W
・もちろんHD Audioの各規格対応(HDMI経由)
・f-res : 8Hz – 100kHz (+/- 3dB)
・440(W) x 367(D) x 105(H) mm
・実売5万円台(??)
これからAVアンプを気軽に(安価に)導入したい方はオススメの一台と言えます。実はデノンも同じ様な背の低いAVアンプ(DHT-S500HD)というのを発表しましたが、7.1chに対応していないこと、例のS/N比が95dB(まぁ、十分だけど)など、完全に残念なスペックとなっていますので、このNR1501とでは相手になりません。
安価なホームシアターとして、このAVアンプに
・Monitor Audio RS, GSシリーズ
・Focal JM labのChorusシリーズ
・B&Wの805とか、
・または宮下へ自作依頼
この辺あわせてくると一気に良いホームシアター環境になりますね。