茶の湯を始めて初の年越し。先生より初釜のお誘いがありました。そこで先生のご自宅での初釜にお友達と赴きました。私とお友達の他に別の曜日に稽古を受けておられる三人の計五人で。ご自宅でということで、洋服でも良いとのことでしたが、せっかく仕立てて貰った着物が先月末に上がってきていたので、その着物(着流し)と羽織で伺いました。年末・年始になかなか新しい着物を試す機会がなく、当日朝からバタバタ。やはり自分で着付けるにも洗面台以外に大きな鏡が欲しいです(これ以上狭くなるので当分無理ですが)
そういえば、自分の新着物姿の写真を撮るのを忘れました。目的地近くの駅のトイレで(iPhoneで)撮った一枚だけ。帯の位置が高すぎると先生に直され(笑)。
さて、初釜は露地での’つくばい’など茶事の客の所作などもちゃんとやってみようとのことで、いろいろ初体験することができました。実に面白買ったです。菱葩餅をお茶菓子で頂き、濃茶、懐石、そして薄茶と頂きました。初めて先生のお点前(濃茶)を拝見しました(普段のお稽古時にお点前を見せてくれることはない)。やはり綺麗でした。普段の稽古中、私の所作を一つ一つ指導頂いていますが、実際に先生のお点前を見れば、それが連続動作で納得する箇所も多かったです。床はもちろん、皆具の茶道具やお茶碗、吹雪の薄茶器など素敵なお道具でうっとりでした。京都の旅行や、茶道具店通い、陶器の展示会、陶器の書籍をこの数ヶ月読んでいたからか、茶道具に関しては、いつのまにか”その種類”くらいはわかるようになっていました(ふふふ)。私はもちろん点前をしませんでしたが、非常に興味深い、楽しい初釜となりました。いずれ点前座に座れるようにがんばろうかと。
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さて、家に帰っての自宅のお稽古。
ゴボウの良い香りもあり美味しい主菓子ですね。初釜で頂く機会が多いのでしょうね。
今週の家稽古でのお抹茶は、一保道茶舗の”丹頂の昔”。なかなか美味しいです。
家稽古も、遅くに帰宅してからなのであまり時間がありません(夜更かしすると次の日の朝トレに響く・・)。とはいえ、先生のお点前を拝見する限り、短い間でも集中してやらんといけないなと自認しました。
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さて、新春に向けて、去年の年末に茶道具を2つ購入しました。
一つは今年の干支にちなんだ巳の蓋置き。安い物ですが、なかなか良い感じです。お気に入り。
正月らしくて良い感じの平棗。プラスチック製ですが、平棗は持ちにくくお点前の練習にもなり良かったかなと。どちらも1000円台の安物ですが、こうやって季節に合わせた道具も楽しみの一つですね。その前にもっとお点前だろうという声が聞こえてきそうですが・・・・・。