さて、茶道のお稽古の第四回目。
前回から少し時間が空いてしまったので、前日に部屋でお点前の復習をしようと思いました。せっかくですので着物を着て復習しようと。
先生が良く言われているのは、お茶のお点前は着物が楽ですよと。確かに写真にあるように扇子も刺しておけますし(先生に確認したところ、この扇子の刺し方は正しくないようで(笑))、帛紗、懐紙にしても扱いやすいです。茶道に関わらず袖口にいろいろ物も入れられますし便利ですよね。簡単な結びしかできませんが、それでも一人でさっと着付けられますし。
さて、着物も着たし・・・と思ったところ何せ前回のお手前の記憶が殆ど飛んでおり、いざ何も復習ができず・・。とりあえず覚えていた部分稽古くらいしかできませんでした。
とりあえず部屋での練習用に買った茶筅。これは白竹の物ですが、表千家でちゃんとしたお茶会で使う茶筅は煤竹のものとのこと。煤竹は最近とれないらしいです。その煤竹がどうやってできあがるかの話を聞いてまた灌漑深かったです。
さて、今日の稽古も一番基本的な薄茶のお点前を通しで教えていただけました。とても難しいですし、客観的に見ても私の所作は全く美しくないですが、一つ一つの動きの考え方が実に無駄がなく自然で、これがなめらかに行えたら・・と考えるとすごく面白いです。一緒に稽古を受けておりますお友達のお点前はとても綺麗で素敵なので、私もまずは通しのお点前をしっかりと覚えてゆかねば・・・。あと、茶道は他の方のお点前をみることも、とても良い稽古になりますね。
(どうしようもなく酷い写真なんだけども・・・ iPhone4s+手振れだと酷い)
稽古の後、なんとお茶会に参加。野田市茶道協会が主催のお茶会にいってきました。大寄せの茶会で、表千家(私は表千家の先生に習っています)の先生の茶会と、裏千家の先生の会にも参加してきました。2つの茶会を通して感じた事が多く非常に良い勉強になりました。いろいろなお茶会に参加すると得るものが多そうです。この茶会を通して、ある意味私が目指すべき道の片鱗が見えた気がしました。
茶道。今はそのとても大きくて綺麗な世界のほんの一部しか姿が見えていませんが、とにかく楽しくて仕方がありません。不器用の為、覚えは遅そうですが、自分のペースで少しずつ茶の湯を楽しめるようにがんばってゆきたいと思います。